漢方の考え方のベースには「陰陽」と「五行」があります

「陰陽」は
宇宙にあるすべての現象と存在にあります

大きく分けると
「陰」
外へ向かって広がる遠心的なエネルギーで軽い・冷たい・静的・大きいといった性質
「陽」
中心に向かって収縮していく求心的なエネルギーです。重い・熱い・動的・小さいなどの性質
両者はすべて全く正反対ながらも引きつけ合い,補いあってバランスをとっています

             森羅万象を陰陽で分けてみると・・・・
息(吸う)・丸い・動物・男・右・怒り・火・暑・生・固い ナトリウムの多いもの・冬や寒いところで育つもの
息(吐く)・細長い・植物・女・左・悲しみ・水・寒・死・柔らかい カリウムの多いもの・夏や熱いところで育つもの

息を吐いたら(陰性)・吸う(陽性)という逆の行為をすることで生命活動が維持されます
陽性の昼の次には必ず陰性の夜がきますし、雨(陰性)は蒸発(極陰性)し雲(陽性)を形成しまた
雨を降らせるという循環を繰り返しています。

陰は陽を引きつけ,陽は陰を吸収してたえず変化していきます

時間と空間,生と死,光と闇,潮の満ち引き,右と左 すべての現象に陰と陽の力が拮抗して働きバランスをとって成り立っています。

さらに陰陽のエネルギーはスパイラル上に流れています

竜巻や渦潮,頭のつむじ,指の指紋,遺伝子のDNA
赤ちゃんが生まれてくるときは産道を回転しながら生まれてきます。

陰陽を知ることで私たちの暮らしや生き方はよりバランスのとれた充実したものになるのではないでしょうか

自分の周りを陰陽にあてはめて、観察してみてください。

面白い発見があるかもしれません。

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