花粉症時に使用候補となる漢方薬は数十種類あります。
その中から一人一人に最も適した漢方薬を選択するのですが
代表的な漢方薬をお伝えします。

鼻水症状が強い時には
「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」や
「葛根湯(かっこんとう)」

しかし、乾燥や痒みが強い時にはこれは逆効果。
このような症状には
「消風散(しょうふうさん)」や
「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」
「麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)」
が用いられることが多いです。

胃腸や冷えを整えるには
「真武湯(しんぶとう)」「八味丸(はちみがん)」

気のめぐりの改善には
「六君子湯(りっくんしとう)」
「加味逍遥散(かみしょうようさん)」
「抑肝酸加陳皮半夏(よくかんさんちんぴはんげ)」
なども体質改善には必要な漢方薬です。