妊娠力を上げる食事法のご紹介。
今回は35歳未満の方

35歳未満の人がとくに養生を意識したいのは、
「排卵期」と「生理の2、3日前から生理中」
この時期は、排卵が起きたり、生理のときには子宮が収縮し、
子宮内膜がはがれて経血が押し出されたりと、
卵巣と子宮が忙しく働く時期。
性ホルモンの司令塔「腎」がしっかりパワーを卵巣や子宮に送り込めるように
養生でサポートする必要があります。

冷たいものを食べたら温かいものをとる
アイスクリームや冷たい飲み物は「腎」の養生のために、避けたい食品のひとつ。
身体の冷えにつながり、
「腎」の栄養となる血の巡りが滞るからです。
夏の暑い時には、つい食べたくなるものです。
そんなときは、冷たいもののあとに温かいお茶やスープなどを飲むことで
冷温のバランスをとりましょう。

香りのある飲み物でリフレッシュ
身体の不調にはストレスの影響が大。ストレスによる緊張感が結構不良や冷えにつながり、
それが「腎」のパワーをそこねます。
精神的にリラックスさせる効果が高い「香り」を使いましょう。
簡単なのは香りのよいお茶を飲むこと。
アールグレイやジャスミンティ、
柑橘系の香りのお茶には身体を温める働きもあります。ローズ系もリラックスします

おなかだけは冷やさない
35歳未満はまだ冷えをかんじにくい年齢。
ファッション優先で過ごしがちで、薄着になってしまいます。
でも、おなかを冷やすことだけはNGです。
お腹まわりが冷え、骨盤内の血行が悪くなると、
卵巣や子宮が充分に働けなくなってしまうからです。
夏の冷房の強いところでは、薄手の腹巻をしたり、
冷えに弱くなる生理中には腰にカイロを張り、あたためましょう