冬の寒さは循環器にストレスとなります。
身体は体温を上げようとし、
心臓に負担がかかる季節でもあります。
また、寒さから体を守るために
毛細血管が収縮し
血圧も上がりやすくなります。
その為 心臓病、脳卒中などの発生が
この時期に集中してしまいます。
気温差には気をつけてくださいね。
冬は身体が余計な代謝や
体力の消費を抑える体制に入ります。(閉臓)
そんな中、重要な働きをするのが腎です。
腎は、人が生まれつき持っているエネルギー「先天の気」を
保管する役割があります。
この「先天の気」と、
呼吸や食物から作られる「後天の気」が結びつき
人の精神力である「真気」が生まれます。
「丹田」はこの大切な腎を支える働きを持ち、
心と身体の結び目なので、
ここが安定すれば精神力を増すことができます。
「丹田」を活発にするには、
目を閉て、肩の力を抜きながら
ゆっくりと腹式呼吸をします。
そして、重要な事柄の決定は、
「丹田」から発せられる自然の言葉
に耳を傾けてみましょう。