東洋医学的な養生法
夏の3ケ月は蕃秀(ばんしゅう)といいます。
紀元前に書かれた医書「素問」には次のようなことが書かれています。
- いくら夜更かしをしても良いが、朝は早く起き、炎天の日長に怠けないように勧める
- 気持ちは常に愉快さを保ち、怒気(どき)を含まないようにする。
- 植物が開花するように、人体にあっても内の陽気が皮膚を通じて外に発散するように適時運動をする。
冷房のある今は、夏といってもあまり汗をかかないですみます。
汗をかかないと身体内に陽気がこもります。
体内での陽気の一番多いところは心臓です。
特に、夏は心臓に熱がこもり心臓が悪くなりやすい時期です。
そうなると冷房や冷たい飲み物を好むようになります。
これを夏中続けると胃腸を冷やして下痢するようになります。
夏に陽気を発散しないと熱が胸にこもります。
秋に肺が働く時期になるとこの熱が肺を乾燥させ、
痰が少ない乾いた咳をするようになります。
夏の生活大切です
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