そろそろ花粉症の時期
花粉症について何回かに分けてお伝えします。
花粉症は真夏や冬にはあまりおきません
それは
花粉のあるなしということだけではなく
春や秋は
人の身体も花粉症になり易い状態にある
のです。
春や夏の温かい季節は
身体の代謝もよくなり、
運動で汗をかいたり、
海や山に出かけたり、
エネルギーを外側に向けて出す
働きが大きくなります。
一方
秋や冬は
代謝も低くなり、寒さから身体を守り
エネルギーを内側に貯める
働きが大きくなります。
花粉症が始まる春は
「芽生える」季節です
冬に身体の奥に潜んでいたエネルギーが
だんだん外へ向かってでてきます。
この時
身体の働きに異常があると
内側から外側への
切り替えがうまくいかず
症状として現れてしまいます。
春の花粉症の症状が秋よりも重いのは
この内側から外側へ発散する勢いが
春の方が大きいからなのです

身体の調子は四季で異なるように
一日の中でも異なります
朝は春に夜は冬に相当します
夜中にいつまでも起きているというのは
冬に肌をさらして過重労働させていると同じで
休むべきときに休めていない
ということになります。
また
朝いつまでも寝ているのは
目覚める時に閉ざされている状態なのです
「早寝早起き」は自然のリズムに身体を合わせる
ということと同じですね