東洋医学では疲労も病気の一つとして考えます。
これを虚労病といいます。

「なんだ疲れくらい」とバカにしないでください。

心臓病、高血圧、喘息、腰痛、胃腸病など疲労が原因で起こる病気は多いのです。

これは内からくる冷えが原因です。

冷たいものの摂り過ぎです。

ビールやジュースなどを撮り過ぎると、お腹(脾胃)を冷やします。

脾胃が冷えると、消化機能が衰え、気血が作られなくなり、気虚が生じます。

具体的には、体がだるく、元気がなくなって、身体の抵抗力が低下しいろいろな病気を起こしやすくなります。

余分な水分が身体の中にたまってきて。例えば気管に溜まると喘息に、関節に溜まると関節炎やリウマチになるといったようにいろいろな病気を起こします。東洋医学では「水毒」といいます。

 

「水毒」とは

朝気持ちよく起きられるかは健康のバロメーターのひとつですが、
いつまでも寝ていたかったり、
起きるとフラフラしたり、
眠くて体がなんとなくだるいと感じるときは
前日の水分の摂取が多すぎたためです。

水毒の始まり・・・

朝起きてはみたが、身体がどことなくだるい、顔が腫れぼったい、
手を握ってみると重かったり歩い始めひざ関節が痛んだりする。
その上、頭が重く考えがまとまらず、
よく忘れる・・・

こんな不快な状態だけど出勤時間が来るので支度をしなければなりません。
家は出たけれど足がだるくて重い。
午前中は頭がぼんやりして、身体もだるく能率は上がらない。
けれどお昼頃から次第に頭もはっきりしてきて元気になる。
こんな症状が、実は水毒の始まりなのです。

水分をどの位とって良いかはまちまちです。

口から取った水分は排泄しなければなりません。

排泄機能の悪い人は少量の水でも水毒症状を作ってしまします。

水毒はどこで判断?・・・

自分の身体の表面を詳しく観察していれば、
今日はこれ以上水分を取ってはいけないことがわかります。
一番重要なものは「むくみ」
顔や手、脚などが腫れていれば水分が溜まり過ぎています。
腫れていなくても手の甲が変にべっとえい湿っている場合、
身体は水分として汗として排泄しようとしているのです。
水分を過剰に摂ると、余分な水分を排出しようと顔がテカテカと輝いたり手のひらがネバネバしたり、
汗が良く出たり、寝てからトイレに行くようになります。
こんな時は水分を控えましょう。